雪山・上州武尊山

上州武尊の説明

日本百名山、新花の百名山

地形的特長

標高2158.3mの武尊山の南側は馬蹄形の凹地形をなし、それを囲んでけんヶ峰・前武尊・獅子ししはな山などの7つの2,000m峰が連なっており独立峰に分類されます。那須火山帯に属するコニーデ形火山です。基盤は中生層、花崗岩・流紋岩・蛇紋岩などの古期岩類とグリーンタフ第三紀層。山腹部はいくつもの放射谷によって刻まれ、川場谷の旧噴火口跡とみられる所を源流とする薄根うすね川水系(南面)、利根川水系(西面、北面)、塗川水系(東面)に分けられます。

植生的特長

植生は日本海型で、北面はオオバザサ、チシマザサを低木層にもつブナの原生林、南面は多くの部分が二次林(再生した森林)です。山頂部はチシマザサ群落が広く分布、稜線部には小湿原や小池塘があって、エゾホソイ、ヒメカワズスゲ、キンコウカなどが分布します。亜高山帯はダケカンバ林。

上州武尊の沢

木ノ根川大沢、薄根川川場谷、利根川武尊沢がよく登られています。グレードは2級から3級で日帰りから一泊二日の行程です。

無風快晴の雪山を満喫

山行日:令和5年3月12日(日)
百名山である上州武尊山、百名山は雪山などバリエーションで登ると、夏とは違った趣で迎えてくれます。今回は雪山百名山、ほぼ無風、高層雲が出ていましたが快晴で快適な山行となりました。例年より雪は少なかったですね。ワカンやスノーシューは不要でした。