日本百名山・甲斐駒ヶ岳
催行日:2022年10月9日

アプローチ
広河原から北沢峠間が台風の影響でまだ通行止めなので、都心からですと茅野から高遠経由で北沢峠への入山になります。あとは黒戸尾根と早川尾根どちらとも一泊二日を要しそれなりの体力が必要です。週末ともなると仙流荘の駐車場は満車状態で朝5時にはバス待ちで長蛇の列になりますから、かなり早めの行動が必要となります。
コース設定
北沢峠から双児山ー駒津峰になりますね。駒津峰から甲斐駒ヶ岳へは岩稜直登コースがおすすめ、地図上では上級者向けの破線ルートになっていますが最近鎖が設置されましたのでコースタイム通りに登れる体力とバランスがあれば問題なく登れます。下りは摩利支天への巻き道コースをとれば登りの方とのトラブルも少なく済むでしょう。同じコースを下っても面白くないので出来れば仙水峠経由で。仙水峠からの甲斐駒の勇姿はまた格別です。仙水小屋の横に設置されてる流水はなぜか美味しく感じるので是非ご賞味ください。
登山推奨季節
夏山は雪が消える6月末から雪が降る10月中旬まで、雪を楽しみたい場合は正月またはGWに北沢峠からがお勧め。GWは仙流荘から歌宿までバスがあります。厳冬期の登山も都心からのアプローチが短く天候も西高東低の気圧配置で比較的安定する場合が多いので黒戸尾根から北沢峠に抜けて旧丹渓荘経由で戸台まで歩けます。それなりのラッセルは覚悟してくださいね。
アフター登山
甲府に抜けられれば時間的余裕も生まれるのですが、残念ながら、下山バスと時間の問題で仙流荘で入浴するくらいかな。バス停の近隣に食事処は無し。茅野に抜けても特急あずさの時間もあるので打ち上げも厳しい感じ。南アルプススーパー林道が再開通するまでしかたがないね。