寒さから手を守る必須アイテム手袋、ポイントは「防水」「防寒」「扱いやすさ」です。僕が実際に使っているグローブをベースに、雪山登山でお薦めの手袋を紹介します。
インナー手袋
雪山で素手の作業は凍傷の危険もありますが、末端の体温を下げてしまうと低体温症へつながりかねません。何かの作業をする場合にも、薄手の手袋は必要です。
恐らく最強のインナーグローブ
僕が20年以上愛用しているインナーグローブです。20年使えるのでは無くて、2-3年で穴が開いて使い潰しますから、複数所持しています。
冷たく無ければ単体使用もOK
クライミングロープを使用していないなどの条件はありますが、寒かったり冷たくなかった場合は、インナーグローブ単体で使用しています。防水性はありませんので濡れに注意、それでも素材の良さから結構直ぐ乾きます。
アウター手袋
スキー・スノボや一般雪山用
基本的に細かい作業をする必要が無いので「保温性」と「扱いやすさ」のバランスで選ぶと良いでしょう。インナー手袋+オールインワン型がお薦めです。
クライミングロープ使用時用
クライミングロープを使用して、ロープワークやビレイをするので手の動かしやすさ「扱いやすさ」を重点にベースにレイアウトします。ロープのグリップが重要なので革ベースのグローブがお薦めです。
テムレスはどうですか。
僕自身は、どの様な状況でもクライミングロープを使用することを前提としているため、テムレスは使用していません。理由は熱に弱いのでクライミングロープとの相性が悪いのです。アイスクライミングゲレンデ等でもテムレス禁止の場所があるりますので、雪山用のクライミンググローブを使用しましょう。